京都市立美術館で開催中の、
フィラデルフィア美術展を観てきました。
「印象派と20世紀の美術」

コロー、モネ、ルノワール、ゴッホ、セザンヌ、ルソー、ピカソ、マティス、デュシャン、モディリアーニ、マグリット、オキーフ、ワイエス、
盛りだくさん。(*^_^*)
こちらは、ルノワールが、生計を立てるために、
描いていた肖像画だとか…。

ピエール=オーギュスト・ルノワール
「ルグラン嬢の肖像」
1875年
この絵の隣には、
温かい人柄がにじみ出るような、
ルノワールが描いた彼の奥さんの肖像画が、展示されていました。

ピエール=オーギュスト・ルノワール
アリーヌ・シャリゴの肖像 ( ルノワール夫人 )
1885年頃

リューマチを発症したルノワールを介護し、
かいがいしく制作の手助けをしたアリーヌですが、
1915年、ルノワールよりも17歳も若いにもかかわらず、他界してしまいます。
そしてルノワールも、この4年後、後を追うように亡くなりました。
(※この作品はフィラデルフィア美術館展には含まれていません。)
また、
ルノワールの絵の、
斜め向かいに展示されていたセザンヌ。
彼が描いた、
彼の奥さんの肖像画も展示されています。
ルノワールのそれと、対比すると興味深いです。
セザンヌのいぶし銀の魅力がまた、存分に発揮された仕上がりで、
セザンヌ夫妻の日常の会話が聞こえてきそうです。
きっと、必要最低限の言葉で、
日々が過ぎていたんだろうなぁ〜とか、
勝手に想像しますが、どうなんでしょうか?(笑)
それにしても、
生前、その才能を存分に認められ、多くの人から尊敬され、
十分な報酬と名声の中、活躍した画家も、
貧困の中、身を削るように創作を続け、
それでもなお、
その才能を認めらるどころか、社会のつまはじきにされて、
苦しみと悲しみの中、この世を去った画家も、
まるで、わけへだてなく、
素晴らしいものは、
素晴らしい。
画家自身の、不幸も、幸福も、
作品の完成度とは、まるで関連ないらしいところが、
芸術とは、ホントにある意味、不条理…。(^_^;)
ゴッホの人生は、どう考えても、
不幸過ぎるのではないかと、
作品を観るたびに思います。

フィンセント・ファン・ゴッホ
「オーギュスティーヌ・ルーラン夫人と乳児マルセルの肖像」
1888年/1889年
わずか37歳で自らこの世を去ったゴッホ。
彼が絵を描いていた期間は、27歳からのわずか10年間です。
しかも、生前、売れた絵はたった一点でした。
兄のゴッホを物心両面にわたって支えた画商の弟のテオも、
ゴッホの後を追うかのようにわずか4ヵ月後、
病に臥しこの世を去りました。
ピカソも、ゴッホも、息をのむほど、
魅力的。

今日のかわいいモノ

唐突ですが、
最近、造顔マッサージ!興味あります。
ずっと集中して、トールペイントを描いていると、
お顔のお肉が、下へ下がっていくような気がしてしまうのは、
私だけでしょうか?(^_^;)
■田中宥久子の造顔マッサージ